たいていの釣り人(アングラー)は自分と、対立する者との位置付けを二元論で語り優越感に浸りたいようだ。僕もこの議論は大好きです。
ルアー釣り ⇄ 餌釣り
海釣り ⇄ 淡水釣り
舟釣り ⇄ オカッパリ
ベイトリール ⇄ スピニングリール
右ハンドル ⇄ 左ハンドル
ダイワ派 ⇄ シマノ派
etc…
以前、ツイッターで呟いたら、かなりコメントいただきました。本当に皆さんこだわりがあってお好きな議論だと実感しました。
イヤイヤ、僕は私は、アブ派ですとかタイコはベイトじゃないなどとのご意見もあって二元論をバトルロイヤルにしていきたがちの人もいましたが、ここで僕が感じた事は釣りのジャンルを絞ると無駄な時間とお金を掛けずに済むという効率の問題もある程度は解決できるではと思いました。
以前は僕も釣りにジャンルを持たず、サビキでイワシを釣って、それを浮きで泳がせて、その横でルアーとかエギングをやりながら当たりを待っていたりと忙しくやってました。釣れます。楽しいです。でも道具が多くなります。ルアーもエギも仕掛けもウキも全部タックルボックスに入れて、ロッドを3つ4つ持って行って、足場作って、バケツ2個ほど持っていってと道具が際限無く増えるわけです。
買わないといけない。持って行くのも疲れる。釣れる場所も限られているので、場所取りが大変。4つロッドを出すと他の人に迷惑をかけてしまいます。2つ同時に当たりが来た時、片方は放置して片方を回収中にお祭りするという一人祭り地獄絵図を経験した事もあります。
そこでやりたい釣りをできるだけ絞って行こうと考えました。
その際に使ったのが二元論で絞っていく方法です。
僕の二元論を絵にしたらこんな感じですね。むりくり二元論にしたところもありますけどね。
例えばキャッチ&イートをすれば必ずクーラーが必要なんですよね。キャッチ&リリースだと本当にバイクとか自転車でスーと行けて帰って来れるとかもできるし。でも、魚は食べれないですよね。やっぱり釣った魚は食べたいですが、食べるためにはそれなりの魚の保存方法も知っておかないと行けない訳です。
と言う具合に必ずしも、僕の道が時間的にも金銭的にも優れていると言う訳でもないのですが、こういったロジックツリーを使って自分の釣りスタイルを選択した結果、海釣りで、ルアーを使って、堤防から食べる魚を釣って楽しもうと考え、ある程度満足した釣果を趣味の範囲で出せるようになりました。
そこそこの釣果に恵まれてますが、ここが終着では無くまだまだ、磯もやりたいし、ボートもやりたい。取り敢えずのメインの釣りは堤防で新しい事にもチャレンジする余裕と寛容さは持っておこうと思います。
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